この度は、「木頭ゆず一番しぼり」をご購入いただきありがとうございます。
これまでの柚子と比べものにならない「豊潤な香り」や「上品な酸味」にきっと驚かれるかと思います。
全国の料亭やシェフ、パティシエの方々にも愛される自慢のゆずなんです。
そんな木頭ゆずを生産する徳島県木頭地区は、西日本で2番目に高い山「剣山(つるぎさん)」の南のふもと、標高300~500メートルに位置。
険しい山の中にありながら、美しい清流と壮大な自然が広がる、人口わずか 1,000人ほどの小さな村です。
今では日本で広く栽培される柚子をはじめて市場に安定的に流通させたのがこの村であり、
秋になると村一面が柚子で「金色」に染まるその姿はまさに「黄金の村」。
そんな木頭ゆずの自然な風味、美味しさを存分に味わっていただきたい思いから「木頭ゆず一番しぼり」は、農薬・化学肥料・保存料・着色料を一切使っていない「柚子100%果汁」です。
ボトルの蓋を開けた瞬間、自然豊かな木頭の柚子畑に一歩足を踏み込んだような瑞々しいフルーティな香りを、採れたて新鮮なまま体感 いただけます。
このようなこだわりが詰まっているからこそ最高峰のワインになぞらえ、
“ロマネ・コンティのような 柚子” とも称されています。
そんな「黄金の村」の木頭ゆずは、
ワインの原料となる葡萄のように、収穫時期によって味わいが絶妙に変化。
美味しさを「よりそのまま、より新鮮にお届けするためにはどうしたら良いか」だけを考え抜き、
今年、一つの答えにたどり着きました。
それが、長年の構想に基づく、季節による柚子の風味の差を商品化した「木頭ゆず果汁 黄金の雫」です。
「黄金の雫」の秘密を、「黄金の村」代表の神代晃滋は以下のように語ります。
▼神代 『木頭で最高峰の柚子を探究して、早20年。
木頭村は、標高が高く、年間降水量が四国で最も多い地域。
しかも、冬の畑の気温は-10℃、夏は40℃を超え、1年間の気温差は実に「50℃」にもなります。
実はこの厳しい気温差が、柚子の栽培にも最適な環境でした。
この風土のおかげで、木頭では他の地域とは別格の香り豊かでスッキリとしたみずみずしい美味しい柚子が出来上がるんです。
この風土が、柚子本来の香りと酸味等の高い品質を可能にしていると認められ、
50年前の1977年、 “農業のノーベル賞” と言われる「朝日農業賞」を果樹として初めて受賞。
名実ともに「日本一の柚子」と呼ばれるようになりました。
木頭の中でも柚子畑の場所や木の樹齢によっても異なりますが、特に顕著に現れるのが、収穫時期の「10月末〜12月初旬」の季節の移り変わりによる風味の変化です。』
▼神代
『木頭ゆずの収獲期間は、1年365日の中で10月末~12月初旬のたった50日間。
この間も柚子の風味は日々移り変わります。
10月末の柚子と12月初旬の柚子では風味が全く異なるのです。
そのため、木頭の柚子農家では、昔から10月末の “早採れ” の柚子から、
12月に入り霜が降るまでの柚子の風味の違いを比べるのが一般的でした。
気温、台風の有無、雨の量などその年によって異なる、木頭の自然の恵みからなる木頭ゆず。
1日1日と変わってゆくその味わいは、その瞬間だけの幻の風味。
「日本一の柚子」と呼ばれる木頭ゆずだからこそ、
木頭にいるものしか体感できないその風味をお客様にも味わっていただきたい。
そのために、1年にたった1日ずつだけ収穫・搾汁日を分け、
その瞬間、その季節を閉じ込めて商品化を行いました。
長年抱いていた構想の実現に、2021年、ついに成功したんです。
それが、「黄金の雫」。
10月末に早穫れする「はしり」は、青から黄に変わったばかりの若々しい木頭ゆずから搾った果汁で、すっきりとした酸味と凜と締まったシャープな味わいが特徴。
フレッシュな風味をそのまま味わえるストレートで、
また「炭酸水」や「お水」「お酒」の割材など、ドリンクとして味わいたい柚子です。
続いていよいよ収獲が最盛期となる「11月中旬」に採れた「旬」の木頭ゆず果汁は、
酸味と甘みのバランスが取れた、まさに “旬真っ盛り” の極上の風味。
ドリンクとしては勿論、ドレッシングづくりやお酢の代わりなど、
様々なお料理に幅広くご活用いただけます。
一方「なごり」は、収獲大詰めの12月初旬に採られます。
あえて収穫時期を遅くし、自然のめぐみをふんだんに取り込んだ柚子は、
丸みのある甘味の増した味わいが特徴なんです。
ドリンクやお料理に加えて、ヨーグルトやアイスクリームにかけるな ど、甘みのある食材との相性も抜群。
今回ご購入いただいた「木頭ゆず一番しぼり」は、
シーズンを通して収穫した柚子をバランス良く配合したものです。
こちらをお飲み頂いて気に入っていただけた方には、構想20年、今回私たちがこだわりぬいて実現した「黄金の雫」の「はしり」「旬」「なごり」それぞれ究極の味わいを楽しんで頂きたいと思います。
一年間でただ一日、それぞれ「この日」と決めた日にしか収穫しないうえに、
すべて手摘み・手しぼりのため、数に限りがございます。
特に「はしり」「旬」「なごり」全ての特徴を飲み比べられる3本セットは、
「100セット限定」の超貴重な限定プレミアムセットです。
「木頭ゆず一番しぼり」の本質的な味わいをお気に召して頂けた方にこそ味わって頂きたい究極の美味しさは、まさに黄金の雫。
木頭ゆず果汁「黄金の雫」は、2021年10月末より販売を開始しました。
木頭より、10月末、11月中旬、
12月初旬それぞれの時期の採れたて搾りたての木頭柚子の香りをお届けいたします。
※3本特別セットにつきましては、12月初旬~中旬にまとめてお届けさせていただきます。